風来のシレン(チュンソフト)




既にプレイ回数700回を越え、いまだに時々プレイしてもなお面白いほど凄いソフトです。当然、ゲーム本編はもう終わっているんですが、このゲーム、非常に良く出来ていて、終わった後でも楽しむ事ができる珍しいソフトなんですね。勿論、前作の『トルネコの大冒険』もクリアしていますし、大好きなんですが、やはり不思議のダンジョンシリーズの続編であるこちらの方が、どちらかというと好きです。既に最終ダンジョンもクリアし、レベルも限界まで上げたんですが、それでも時々プレイしたくなるほど、素晴らしいソフトです(^^)

このソフトの特徴の1つ、ゲームオーバーになったらレベル1からやり直し、という点で敬遠しているか又はプレイしてすぐに投げてしまった方もいるように聞いています(実は私も最初、トルネコをやらずにこちらをプレイしてしまったので、その中の一人なのでした)。しかし、システムに慣れ、「倉庫」と「壺」の効用を見極めると、俄然面白くなってきます。それはもう殆ど『中毒症状』だと言ってもいいくらいです(笑)
もし、このソフトが難しいと考えて投げてしまっている方が居るなら、前作品のトルネコの方をプレイすることをお勧めします。そして、システムに慣れてからシレンをやるとイイでしょう。これほど練れている、ゲーム性の高い、素晴らしいソフトをプレイしないなんて、一生の損です。ぜひやりましょう(^^) そして、一旦クリアしてスタッフロールを見ても、その後に広がるこのソフトの本当の世界を存分に楽しみましょう。
このソフト、パソコン黎明期の「ローグ」に影響を受けているとよく言われます(本当のところは分かりませんが)。次回作は、やはり通信に対応したものになるのでしょうか。すでに完成されたシステムだけに、劇的に面白さをアップするとしたら、複数の風来人がフィールドをさ迷っていて、その各々のキャラの向こうに現実の人間が電話回線で繋がって操作している、という状況しかないような気がするんですが・・・。